Surface Laptopでマインクラフトをプレイしたいけれど、見た目がおしゃれなだけに、ゲームが本当に遊べるのか不安に思っていませんか?
特に、ご自身のモデルがゲーム用途で言うところの低スペックではないか、CPUやRAMの性能は足りているのか、といった疑問は尽きないでしょう。
また、自由度の高いマイクロソフトのJAVA版を希望する場合、動作が重いのではないか、快適に遊ぶにはメモリが最低何GB必要か、そして搭載されているOSは対応しているのか、様々な点が気になりますよね。
この記事では、Surface Laptopでマインクラフトを快適に楽しむためのスペック要件から、モデルごとの特徴、そしてパフォーマンスを最大限に引き出すための設定方法まで、あなたの疑問に一つひとつ丁寧にお答えしていきます。
Surface Laptopでマイクラはどの程度動くのか
- そもそもマイクラはできるのか
- 低スペックなPCでの動作状況
- 必要なCPUやRAMのスペック
- メモリは最低何GB必要か
- 搭載されているOSは問題ないか
そもそもマイクラはできるのか

結論から言うと、ほとんどのSurface Laptopでマインクラフトをプレイすることは可能です。
ただし、「どのくらい快適に遊べるか」という基準は、お持ちのSurface Laptopのモデルやスペック、そして「Java版」と「統合版」のどちらを選ぶか、さらにMODを導入するかどうかによって大きく左右されます。
マインクラフトは一見するとシンプルなブロックで構成されたゲームに見えますが、無限に広がるワールドを自動生成し、多数のキャラクター(Mob)やアイテムが常に動き続けるため、見た目以上にPCの処理能力を要求する場面があります。
特に、MODを入れない「バニラ」と呼ばれる素の状態で遊ぶのと、ゲーム内容を大きく拡張する「MOD」を入れて遊ぶのとでは、求められるPCスペックが全く異なります。
プレイスタイル別の簡易チェック
統合版で遊ぶ場合:動作が軽く最適化されているため、多くのSurface Laptopモデルで快適にプレイ可能です。
Java版(バニラ)で遊ぶ場合:メモリ8GB以上のモデルであれば、ゲーム内の設定を調整することで十分にプレイできます。
Java版(MODあり)で遊ぶ場合:メモリ16GB以上を強く推奨します。特に影MODなどグラフィックを強化するものは、内蔵グラフィックスでは性能不足になるケースがほとんどです。
WEBライターの視点
これからSurface Laptopの購入を検討している方も、すでにお持ちの方も、まずはご自身が「どのようにマインクラフトを遊びたいか」を具体的にイメージすることが、最適な環境を見つける第一歩になりますよ。
このように、一概に「できる・できない」と判断するのではなく、ご自身の希望するプレイスタイルとPCのスペックを照らし合わせて考えることが、購入後の後悔を避けるために非常に大切です。
低スペックなPCでの動作状況

マインクラフトは要求スペックが比較的低いゲームとされていますが、それはあくまでMODなどを入れない「バニラ」状態での話です。
特に古いモデルやスペックが高くないSurfaceでプレイする場合、どのような状況になるかを知っておくことが重要です。
低スペックなPCでは、ゲームの進行に伴いPCへの負荷が増大し、様々な問題が発生しやすくなります。
例えば、メモリが4GBといった旧世代の低スペックなPCでJava版をプレイした場合、ワールドに降り立った直後は問題なく動作するように感じるかもしれません。
しかし、ワールドの探索を進めて地形データ(チャンク)の読み込み範囲が広がり、建築物やアイテム、動物などが増えてくると、PCの処理能力が追いつかなくなり、画面がカクカクする(フレームレートが低下する)現象が顕著になります。
具体的な症状
PCのスペックが不足していると、ゲームプレイ中に以下のような具体的な症状が現れ始めます。
これらは、PCが処理すべき情報量にCPUやメモリが対応しきれていないサインです。
低スペックPCで発生しやすい問題点
- チャンクの読み込み遅延:地形の描画が追いつかず、目の前が透けて見えたり、見えない壁にぶつかったりします。最悪の場合、読み込まれていない穴に落下することもあります。
- 動作の不安定化:多くのMob(キャラクター)がいる村や、アイテムが多いチェスト部屋などで動作が著しく重くなります。
- 大規模建築の困難:ブロックを多数使用する大きな建築物を作ると、その周辺での動作が重くなり、建築作業自体に支障をきたします。
- 突然のクラッシュ:メモリ不足などが原因で、ゲームが何の前触れもなく強制終了する(落ちる)ことがあります。セーブしていない進捗が失われるリスクも伴います。
WEBライターの視点
実際に、CPUがIntel Core i5-7200Uでメモリ4GBのSurface Laptopで試した例では、「簡単な家を1軒建てた時点でかくつき始め、村人を増やしたり装置を作ったりすると、まともに歩くことさえ困難になった」という報告があります。
これは、ゲーム内の情報量が増えることでPCへの負荷が限界に達してしまうためです。
「お試しで少し触る」程度なら可能ですが、本格的に長期間やり込みたいと考えている場合は、こうしたパフォーマンスの問題で大きなストレスを感じる場面が多くなることを覚悟しておく必要があります。
必要なCPUやRAMのスペック

マインクラフトを快適にプレイするためには、CPUやRAM(メモリ)、GPUが公式の推奨スペックを満たしていることが一つの目安となります。
ここでは、Java版と統合版(Windows版)の公式スペックを比較し、Surface Laptopの性能と照らし合わせてみましょう。
まず前提として、「最小要件」はゲームが起動する最低限のライン、「推奨要件」は標準的な設定で快適に遊べるラインと理解してください。
項目 | Java版 | 統合版 (Windows) |
---|---|---|
最小要件 (CPU) | Intel Core i3-3210 / AMD A8-7600 APU | Intel Celeron J4105 / AMD FX-4100 |
推奨要件 (CPU) | Intel Core i5-4690 / AMD A10-7800 APU | Intel i7-6500U / AMD A8-6600K |
最小要件 (RAM) | 4GB | 4GB |
推奨要件 (RAM) | 8GB | 8GB |
最小要件 (GPU) | Intel HD Graphics 4000 / AMD Radeon R5 | Intel HD Graphics 4000 / AMD Radeon R5 |
推奨要件 (GPU) | Nvidia GeForce 700シリーズ / AMD Radeon Rx 200シリーズ | NVIDIA GeForce 940M / AMD Radeon HD 8570D |
最近のSurface Laptop Go 3やSurface Laptop 7に搭載されているCPU(例: Core i5-1235U)やGPU(Intel Iris Xe Graphics)は、上記の推奨CPUスペックを十分に満たしています。
そのため、MODを入れないバニラ状態であれば、設定次第で快適なプレイが期待できます。
しかし、GPUに関しては推奨されている独立したグラフィックボード(dGPU)ではなく、CPU内蔵グラフィックス(iGPU)である点に注意が必要です。
PCパーツの役割を分かりやすく解説
なぜこれらのパーツが重要なのか、料理に例えて簡単に解説します。
- CPU(頭脳):ゲーム全体の処理を行う「シェフ」です。Mobの動きやアイテムの処理など、様々な計算を担当し、シェフの腕が良い(CPU性能が高い)ほど、複雑な処理も手際よくこなせます。
- RAM(作業台):データを一時的に保存しておく「まな板」です。RAMが大きい(作業スペースが広い)ほど、多くの食材(データ)を一度に広げて効率よく作業できるため、ゲームがスムーズに動きます。
- GPU(盛り付け役):映像を描画する専門の「アーティスト」です。シェフが調理した料理(処理結果)を、いかに美しくお皿(ディスプレイ)に盛り付けるかを担当します。影MODなどの高度な盛り付けには、専門アーティスト(高性能GPU)の力が必要不可欠です。
Surface Laptopは、シェフ(CPU)とまな板(RAM)は優秀ですが、盛り付け役(GPU)はシェフが兼任しているイメージです。
そのため、通常プレイは問題なくても、非常に凝った盛り付け(高負荷なグラフィック処理)は苦手としています。
メモリは最低何GB必要か

マインクラフト、特にJava版をプレイする上で最も重要視すべきスペックの一つがメモリ(RAM)容量です。
公式サイトの推奨スペックは8GBとされていますが、これはあくまでMODなどを入れないバニラでのプレイを想定した、いわば「最低限の快適ライン」です。
Java版マインクラフトは、Javaというプログラム言語の特性上、動作中に多くのメモリを消費します。
PC全体のメモリ容量が8GBの場合、WindowsのOS自体やセキュリティソフトなどの常駐プログラムが常に2〜3GBを使用しているため、マインクラフトに割り当てられるメモリは実質4GB~5GB程度になります。
これでもバニラならプレイ可能ですが、MODを導入するとメモリ消費量は飛躍的に増大します。
プレイスタイル別・推奨メモリ容量
- 統合版 / Java版バニラ:最低8GBあれば、比較的快適に動作します。ブラウザなどを閉じ、ゲームに集中できる環境でプレイするのが望ましいです。
- 軽いMODを数個導入:できれば16GBあると安心です。8GBでも可能ですが、動作が不安定になったり、導入できるMODの数に制限が出たりします。
- 重いMODや影MODを導入:16GB以上が強く推奨されます。MODをたくさん入れて遊びたい場合は、32GBあるとより多くのMODを安定して動作させられます。
Surfaceはメモリ増設ができません!
一般的なデスクトップPCや一部のノートPCとは異なり、Surfaceシリーズは購入後にユーザー自身でメモリを増設・交換することができません。
そのため、購入時のスペック選択が非常に重要になります。将来的にMODで遊びたい可能性が少しでもあるなら、予算が許す限り、最初から16GBのモデルを選ぶことを強くおすすめします。
WEBライターの視点
Surface Laptop Go 3の学生モデル(メモリ16GB)でJava版を試した例では、体験版でFPS(1秒あたりの描画コマ数)が50~60程度出ており、大きな問題なくプレイできたとの報告があります。
MODを少しでも考えているなら、購入時にメモリ16GBのモデルを選択するのが後悔しないための賢明な判断と言えるでしょう。
搭載されているOSは問題ないか

Surface LaptopにプリインストールされているOSは、Windows 10またはWindows 11です。
どちらのOSもマインクラフトの動作に公式対応しているため、OS自体が原因でプレイできないということは基本的にありません。
ただし、Surface Laptop特有の注意点として「Windows Sモード」の存在を必ず知っておく必要があります。
これを知らないと、「Java版がインストールできない!」と困ってしまう可能性があります。
Windows Sモードとは?
Sモードは、セキュリティとパフォーマンスを高めるために、Microsoft Storeから入手したアプリのみを実行できるように機能を制限したモードです。
安全性が高い反面、インターネットから直接ダウンロードしたソフトウェア(.exeファイルなど)をインストールすることができません。
この仕様のため、Microsoft Storeからダウンロードする統合版(Bedrock Edition)はSモードのままでもプレイできます。
しかし、Java版は公式サイトからランチャー(専用の起動ソフト)をダウンロードしてインストールする必要があるため、Sモードの状態ではインストールがブロックされてしまいます。
Java版をプレイするにはSモードの解除が必須
もしお使いのSurface LaptopがSモードで、Java版をプレイしたい場合は、以下の手順でSモードを解除する必要があります。この操作は無料で簡単に行えます。
- 「スタート」メニューから「設定」(歯車アイコン)を開きます。
- 「更新とセキュリティ」(Windows 10)または「システム」(Windows 11)を選択します。
- 左側のメニューから「ライセンス認証」を選択します。
- 「Windows 10/11 Homeに切り替える」の項目にある「Microsoft Storeに移動」のリンクをクリックします。
- Storeのページが表示されたら、「入手」または「インストール」ボタンをクリックします。
注意点として、一度Sモードを解除すると、二度とSモードに戻すことはできません。
とはいえ、一般的なPCと同様に様々なソフトウェアが使えるようになるため、多くの場合デメリットよりメリットの方が大きいでしょう。
ARM版Windowsの注意点
最新のSurface Laptop(第7世代)など、一部のモデルにはCPUにARMベースのSnapdragon Xシリーズが搭載されています。
これは従来のIntel/AMD製CPUとは設計が異なるため、アプリの互換性に注意が必要です。
Java版マインクラフトのような従来のアプリは「エミュレーション」という翻訳機能のようなものを介して動作しますが、ネイティブで動作する場合に比べてパフォーマンスが低下する可能性があります。
ARM版Surfaceの購入を検討している場合は、この点を留意しておく必要があります。
Surface Laptopでマイクラを遊ぶ際のポイント
- マイクロソフトのJAVA版推奨スペック
- 動作が重いと感じた時の対処法
- MODや影MODは導入できるか
- 統合版とJava版どちらを選ぶべきか
- Surface Laptopでマイクラを楽しむための結論
マイクロソフトのJAVA版推奨スペック

前述の通り、Java版マインクラフトには公式に発表されている推奨スペックがあります。
ここでは、特にパフォーマンスの鍵を握るグラフィックス性能について、Surface Laptopの特性と絡めてさらに深掘りしてみましょう。
Java版の推奨GPUは「Nvidia GeForce 700シリーズ」や「AMD Radeon Rx 200シリーズ」とされています。
これらは、ビデオカードとしてPCに増設する独立したグラフィックボード(dGPU)です。
一方、Surface Laptopに主に搭載されているのは、CPUに機能の一部として組み込まれている内蔵グラフィックス(iGPU)である「Intel Iris Xe Graphics」です。
近年のCPU内蔵グラフィックスの性能は飛躍的に向上しており、Intel Iris Xe Graphicsは、一昔前のエントリークラスのdGPUに匹敵する性能を持っています。
そのため、MODを入れないバニラ状態であれば、推奨スペックに近い環境で、設定を調整すれば60FPS(1秒間に60コマ描画)での安定したプレイが可能です。
OpenGLについて
Java版のスペック要件には「OpenGL」という単語が登場します。
これは3Dグラフィックスを処理するための業界標準規格(API)の一つで、マインクラフトはこの規格を基に作られています。
スペック要件にある「OpenGL 4.4」や「OpenGL 4.5」といったバージョンは、Intel Iris Xe Graphicsをはじめとする最近のGPUであれば問題なく対応しているため、この点で心配する必要はほとんどありません。
結論として、Surface LaptopはJava版の推奨スペックを「部分的に」満たしており、特にCPUやメモリが推奨要件を満たしていれば、バニラでのプレイは十分に楽しめるレベルにあると言えます。
ただし、そのパフォーマンスはdGPU搭載のゲーミングPCには及ばない、という事実を理解しておくことが重要です。
動作が重いと感じた時の対処法

Surface Laptopでマインクラフトをプレイしていて「どうも動きがカクカクする」「動作が重い」と感じた場合、ゲーム内の設定を見直すことでパフォーマンスを劇的に改善できる可能性があります。
PCへの負荷を減らし、フレームレート(FPS)を向上させるための具体的な方法をいくつか紹介します。
ビデオ設定の最適化
マインクラフトの「設定」メニュー内にある「ビデオ設定」には、パフォーマンスに影響する多くの項目があります。
特に効果的なのは以下の設定です。
重いと感じたら、上から順に試してみてください。
- 描画距離:一度に読み込む世界の範囲(チャンク数)を調整します。この数値を小さくする(例: 12チャンク → 8チャンク)と、PCが計算する範囲が狭まり、パフォーマンスが大幅に向上します。最も効果的な設定の一つです。
- グラフィックス:「描画優先」から「処理優先」に変更します。雲が平面的になったり、葉が半透明でなくなったりしますが、動作は軽くなります。
- シミュレーション距離:Mobの動きなどを処理する範囲です。これも描画距離と同様に、数値を小さくするとCPUへの負荷が下がります。
- その他:「雲の表示」をオフに、「パーティクル」(炎や煙などのエフェクト)を最小に、「スムーズライティング」や「エンティティの影」をオフにすることでも、少しずつ負荷を軽減できます。
軽量化MOD「OptiFine」の導入
Java版限定の方法ですが、「OptiFine」という非常に有名な軽量化MODを導入するのも極めて効果的です。
OptiFineは、マインクラフトの描画処理を根本から最適化し、パフォーマンスを向上させるために作られました。
WEBライターの視点
OptiFineを導入すると、標準のビデオ設定にはない、さらに詳細な設定項目が追加されます。
例えば、アニメーションを個別にオン/オフしたり、遠くのオブジェクトの描画を簡略化する「Fast Render」機能を使ったりできます。
低スペックなPCでJava版をプレイするなら、必須のMODと言っても過言ではありません。
これらの設定を駆使することで、Surface Laptopでもよりスムーズにマインクラフトを楽しむことが可能になります。
MODや影MODは導入できるか

マインクラフトの大きな魅力であるMOD。しかし、MOD、特にグラフィックスを別次元に進化させる「影MOD(シェーダー)」の導入は、Surface Laptopにとって非常に高いハードルとなります。
結論として、UI改善などの軽いMODであれば導入して遊ぶことは可能ですが、影MODや多数の要素を追加する大規模なMODを快適にプレイするのは難しいと言わざるを得ません。
その最大の理由は、前述の通り、Surface Laptopがゲームのグラフィック処理に特化した独立したグラフィックボード(dGPU)を搭載していないためです。MODの種類によってPCへの負荷は大きく異なります。
軽量なMOD(UI改善・便利系)
アイテムの整理を自動化するMODや、画面右上にミニマップを表示するMODなど、ゲームプレイを便利にするタイプのMODは、比較的負荷が軽いため、Surface Laptopでも導入できる可能性が高いです。
ただし、複数導入すればその分負荷は増えていきます。
中規模なMOD(新アイテム・Mob追加)
新しい武器や防具、新しい動物やモンスターを追加するMODは、追加する要素の数や複雑さによって負荷が変わります。
いくつか試してみて、動作に問題がないか確認しながら導入を進めるのが良いでしょう。
高負荷なMOD(影MOD・大規模工業MOD)
影MODは、リアルな光の反射や水の表現、動く植物、美しい影などを描画するために、GPUに対して膨大な計算を要求します。
CPU内蔵のIntel Iris Xe Graphicsではこの負荷に耐えきれず、フレームレート(FPS)が1桁台まで落ち込み、まともにゲームをプレイできない状態になる可能性が非常に高いです。
これは、もはや「設定でどうにかする」というレベルの問題ではありません。
MOD目的でのSurface購入は非推奨
もし、あなたが「影MODを入れて美しい世界を探検したい」「たくさんの工業MODを導入して巨大な自動工場を作りたい」といったプレイスタイルを強く望んでいるのであれば、Surface Laptopはその目的に適したPCではありません。
その場合は、dGPUを搭載した「ゲーミングノートPC」やデスクトップPCの購入を検討するのが、後悔しないための最善の選択となります。
統合版とJava版どちらを選ぶべきか

Surface Laptopでマインクラフトを始めるにあたり、どちらのエディションを選ぶかは、今後のマイクラライフを大きく左右する重要な選択です。
それぞれの特徴を深く理解し、自分のプレイスタイルやPCスペックに合った方を選びましょう。
現在、PC版マインクラフトは一度購入すれば「Java版」と「統合版(Bedrock Edition)」の両方が手に入るため、どちらか一方を選ぶというよりは、「どちらをメインに遊ぶか」を考えることになります。
項目 | 統合版 (Bedrock Edition) | Java版 (Java Edition) |
---|---|---|
動作の軽さ | ◎ 軽い (最適化されている) | △ やや重い (汎用性の高いJavaで動作) |
対応機種 | ◎ PC, Switch, PS4/5, スマホなど | ○ PCのみ (Win, Mac, Linux) |
クロスプレイ | ◎ 異なる機種間で一緒に遊べる | × Java版同士のみ可能 |
MOD | △ アドオン(公式ストア中心で機能制限あり) | ◎ 無数に存在し自由度が高い(影MODなど) |
サーバー | ○ 公式サーバー「Realms」が手軽 | ◎ 「Realms」の他、個人サーバーも自由に構築可能 |
WEBライターの視点
あなたの目的に合わせて、以下のように選ぶのがおすすめです。
- PCのスペックにあまり自信がない
- とにかく手軽に、安定した動作で遊びたい
- Switchやスマートフォンの友達と一緒に遊びたい
- 自由なMODを導入してゲームを改造したい
- 最新のアップデートをいち早く体験したい(スナップショット)
- OptiFineなどで細かく設定を調整したい
Surface Laptopのスペックを考慮すると、まずは動作が軽く最適化されている統合版から始めてみるのが最も安心なルートです。
そこで物足りなさを感じたり、MODに興味が湧いたりしたら、同じPCでJava版を試してみる、という進め方ができるのが現在のPC版の大きなメリットです。