マウスコンピューターのBIOSループ原因と直し方

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マウスコンピューターのBIOSループで、いきなりAptio Setup Utilityが出てきたら焦りますよね。

起動しない原因は「たまたまの設定ズレ」から「SSDが認識しない」まで幅が広いので、順番を間違えると遠回りになりがちです。

検索しているあなたは、たぶんReboot and Select proper Boot deviceやboot failed、Checking Media PresenceやPXEっぽい表示、Windows Boot Managerが出ない問題、Secure BootやCSMの設定、F2やF9の押し方、黒画面でカーソルだけ、セーフモードやスタートアップ修復、bootrecのコマンド、放電やCMOSクリアあたりが気になっているはず。

ここ、気になりますよね。

この記事では「壊したくない」「データを守りたい」を前提に、リスクの低い手順から順に、マウスコンピューターのBIOSループを切り分けていきます。

落ち着いて一個ずつ潰していきましょう。

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ちなみに、G-TuneやDAIV、MouseProなどシリーズが違っても、BIOSループの“根っこ”はだいたい同じです。

ただしBIOS画面の見た目(Aptio、MSI系、ASRock系など)や項目名が違うので、この記事では「名称が違っても同じ意味」のところは分かりやすく言い換えながら進めます。

記事のポイント
  • BIOSループの典型原因と画面別の切り分け
  • 周辺機器外し・放電・BIOS初期化の安全な順番
  • Windows Boot ManagerやCSMとSecure Bootの直し方
  • bootrecやスタートアップ修復での復旧と最終判断


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  1. マウスコンピューターのBIOSループ原因
    1. Aptio Setup Utility表示
      1. まず確認したい「3つの観察ポイント」
      2. “認識していない”と“起動できない”は別問題
      3. やりがちなNG
    2. 起動しない時の周辺機器外し
      1. なぜ効くの?
      2. 「戻すときのコツ」も大事
      3. それでも起動しない場合のチェック
    3. 放電で帯電リセットする方法
      1. 放電の前にやっておくと安心なこと
      2. 放電で「効いたかどうか」の判断
    4. BIOS初期化はF9とF2
      1. 「F9で初期化」しても直らない理由
      2. 初期化後に必ずやるべきこと
    5. Windows Boot Manager設定
      1. 確認ポイント
      2. Windows Boot Managerが「存在しない」場合
      3. 最短で直したい人向けの小ワザ
  2. マウスコンピューターのBIOSループ復旧
    1. CSMとSecure Boot不整合
      1. ざっくり整理(迷子防止)
      2. よくある詰まり方と、私がやる戻し方
      3. Fast Bootが邪魔することもある
    2. Reboot and Select表示の意味
      1. 「SSDは見えてるのに」出ることがある理由
      2. Network(PXE)が絡むと表示が変わる
    3. 黒画面カーソルとセーフモード
      1. まず試すこと
      2. セーフモードに入れたらやること(私の定番)
      3. BIOSループと混同しやすいポイント
    4. bootrec修復とスタートアップ修復
      1. スタートアップ修復(まずは自動)
      2. bootrec(手動でブート領域を再構築)
      3. bootrecで失敗する“ありがちパターン”
      4. 復旧できたら、必ずやってほしいこと
    5. マウスコンピューターのBIOSループ最終判断
      1. 「SSDが見えない」なら、これ以上は慎重に
      2. 「認識はあるのに起動しない」なら、相談の準備をする
      3. 修理に出す前に知っておいてほしいこと
      4. 「自力で分解するか?」の判断ライン

マウスコンピューターのBIOSループ原因

まずは「なぜBIOS画面に戻されるのか」を整理します。

ここで原因の当たりを付けておくと、無駄な操作が減って復旧が早いですよ。

ポイントは、いきなり難しいことをやらずに、簡単・安全・効果が大きい順で進めることです。

  • Aptio Setup Utility表示
  • 起動しない時の周辺機器外し
  • 放電で帯電リセットする方法
  • BIOS初期化はF9とF2
  • Windows Boot Manager設定


Aptio Setup Utility表示

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Aptio Setup Utilityが毎回出る状態は、ざっくり言うとOSに制御が渡せていない状況です。

多いのは「起動できるドライブが見つからない」「起動順がズレている」「UEFIとレガシーの噛み合わせが崩れた」あたりですね。

ポイントは、Aptio Setup Utility自体は“原因”じゃなくて“結果”なこと。

つまり、画面から抜けようとしてExitを押しても、根っこが解決していなければ戻ってきます。

ここで焦って設定をいじりまくると、余計に迷子になります。

あなたの状況をいったん“観察”して、次の一手を決めるのが最短です。

まず確認したい「3つの観察ポイント」

私が最初に見るのは、次の3点です。

これだけで原因の方向性がだいぶ絞れます。

  • BootタブにWindows Boot Managerが存在するか
  • Main / Information系の画面にSSD/HDD(NVMe/SATA)が表示されているか
  • Security / BootあたりにSecure BootやCSM(Launch CSM / CSM Support)があるか

この画面が出るときのよくあるパターン

  • USBメモリや外付けHDDを挿したままで起動している
  • Boot Optionの1番目がWindows Boot Managerになっていない
  • SSD/HDDがBIOS上で認識されていない(接触不良や故障)
  • Secure BootやCSMの設定がOSの入れ方とズレている

“認識していない”と“起動できない”は別問題

ここ、めちゃ大事です。

BIOS上にSSD/HDDが表示されないのは「物理的な問題(接触不良・故障)」の可能性が上がります。

一方でSSD/HDDが表示されているのにWindowsが上がらないなら「起動順・設定不整合・ブート領域(BCD/MBR)の破損」の可能性が上がる、という感じです。

つまり、同じ“起動しない”でも対処が違います。

やりがちなNG

よくある失敗

  • よく分からないままSecure BootをON/OFF連打して状況が悪化
  • Boot Optionに出る項目を片っ端から変えて、元に戻せなくなる
  • 外付け機器を挿したまま検証して「直った/直ってない」を誤判定

なので、この先はデータに優しい順番でやります。いきなり分解や初期化に飛ばないのがコツです。

もしAptio画面のほかに「Checking Media Presence」「PXE」「No bootable device」などが出ているなら、ネットワーク起動(PXE)を優先してしまっている可能性もあります。

これも結局は“起動順のズレ”であることが多いので、次の「周辺機器外し」「Boot順の確認」が効きやすいです。

私の結論

Aptio Setup Utility表示は「OSが起動できなかった」サインです。

ここで大事なのは、まず外部要因を消して次にBoot順と認識状況を確認して、最後にOS修復へ進むこと。

順番を守るだけで復旧率が上がります。


起動しない時の周辺機器外し

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最初にやるべきはこれです。

USBメモリ、外付けHDD、SDカード、プリンター、ドングル、LANケーブル、DVDドライブのディスクなど、電源以外を全部外す

マウスとキーボードだけ残してOKです(ワイヤレスならレシーバーも一回外して試すのが確実)。

「え、そんなことで?」って思うかもですが、BIOSループ系で意外と多いのがこれです。

特に、前日にバックアップ用の外付けSSDを挿したままだったとか、USBメモリを挿しっぱなしだったとか、DVDを入れっぱなしだったとか。

あなたも心当たりありません?

なぜ効くの?

BIOS/UEFIは「起動順(Boot Priority)」で起動先を探します。

たまたまUSBが優先になっていたり、初期化後に順番が変わっていたりすると、OSが入っていない外部デバイスを見に行って失敗→BIOS画面、になりがちです。

また、USB機器の中には“ストレージとして認識される”ものがあり、BIOS側が「起動候補」として扱ってしまうことがあります。

ドッキングステーション、USB接続のカードリーダー、スマホのテザリング、場合によってはUSB接続のLANアダプタまで絡むこともあります。

だから、いったん全部外すのが早いんです。

周辺機器外しのやり方(手順)

  1. 電源を切る(ノートは長押しで強制終了でもOK)
  2. ACアダプター以外を全部外す
  3. 30秒ほど待ってから電源ON
  4. 起動したら、外した機器を1つずつ戻して犯人を特定

「戻すときのコツ」も大事

起動できたら、そのまま全部戻すのではなく、1つずつ戻すのがコツです。

いきなり全部戻すと「どれが原因か」分からなくなります。

私なら、まずキーボード/マウス→次にモニター周り→最後にストレージ類(外付けHDD/USBメモリ)って順番にします。

それでも起動しない場合のチェック

周辺機器を外しても変わらないなら、「起動順(Boot Priority)」「Windows Boot Managerが出ているか」「SSD/HDDが認識されているか」に進みます。

ここでやっとBIOS設定を触る価値が出てきます。

LANケーブルも外す理由

ネットワーク起動(PXE)が優先になっていると、LANが刺さっているだけで「Checking Media Presence」→失敗→BIOSに戻ることがあります。

LANを抜いて挙動が変わるなら、Boot順にNetwork(PXE)が混ざっていないか確認すると早いです。

これで起動するなら、PC本体の故障じゃない可能性が高いです。逆に、何も変わらないなら次へ進みましょう。


放電で帯電リセットする方法

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周辺機器外しの次におすすめなのが放電です。

私はこれを「ハードウェア側の一時的な詰まりを抜く」イメージで使っています。

特に「昨日まで普通だったのに急に起動しない」系は、放電でスッと戻ることがあります。

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帯電っていうとオカルトっぽく聞こえるかもですが、実際にはマザーボード上のコンデンサや制御系(ECなど)に残った電荷で状態が固定化されて、ストレージが一時的に認識されない…みたいなことが起きます。

放電は、その“固定された状態”をリセットする手段です。

だから、難しい設定を触る前に試す価値が高いんですよ。

放電のコツ

ただ電源ボタンを押すだけだと弱いです。

電源を完全に抜いた状態で長押しがポイント。

放電の前にやっておくと安心なこと

  • ノートはACアダプターを外す(可能なら周辺機器も外す)
  • デスクトップは背面スイッチがあるならOFFにする
  • 電源タップにスイッチがあるなら切る(完全に遮断)
機種放電の手順目安
デスクトップ主電源OFF → 電源ケーブルを抜く → 電源ボタン10〜30秒長押し → 1〜5分放置まずはこれ
ノート(バッテリー着脱可)ACを抜く → バッテリーを外す → 電源ボタン30秒以上長押し → 数分放置戻りやすい
ノート(内蔵バッテリー)強制終了 → ACを抜く → 数分放置(機種によってはリセット操作あり)時間がかかることも

放電で「効いたかどうか」の判断

放電後に起動するなら“物理故障ではない”線が濃くなります。

逆に、BIOS画面の情報が変わった(今まで見えなかったSSDが見えるようになった、Windows Boot Managerが出た)みたいな変化があるなら、かなり前進です。

ただ、放電は万能ではありません。

効かないときは効かないです。

だからこそ、放電の次は「BIOS設定の初期化」「起動順の確認」へ進みます。

ここから先は“設定の整合性”の勝負になります。

異音がするならストップ

HDDからカチカチ音やジーという異音がする、通電のたびに異常な音が増える…みたいな場合は、これ以上の通電で状態が悪化することがあります。

データが重要なら、無理に起動を繰り返さず、データ復旧の相談を優先したほうが安全です。

放電後に起動するなら“物理故障ではない”線が濃くなります。

ダメならBIOS設定を見に行きます。


BIOS初期化はF9とF2

マウスコンピューターは、電源投入直後にF2でBIOS設定へ入れる機種が多いです。

そこで設定の初期化(Load Defaults/Optimized Defaults)を当てると、設定の破損やズレが原因のケースはけっこう直ります。

私の感覚だと、BIOSループのうち「突然発生」「心当たりがない」タイプは、初期化で直ることがそれなりにあります。

理由は単純で、BIOS設定って地味に壊れるんですよ。

停電、強制終了、バッテリー消耗、静電気、ファームウェア更新の途中中断など、きっかけは色々です。

私がよくやる流れ

  1. 電源投入直後にF2連打でBIOSへ
  2. F9(またはDefaults系)で初期値に戻す
  3. F10で保存して再起動

「F9で初期化」しても直らない理由

初期化が効かないケースは、だいたい次のどれかです。

  • そもそも起動先(Windows Boot Manager)が見つかっていない
  • UEFI/CSM/Secure Bootの整合が崩れていて、初期値が合っていない
  • SSD/HDDが一時的に認識されていない(放電や物理要因)
  • ブート領域(BCD/MBR)が壊れている

つまり、初期化は「土台を整える」手段であって、その後の「起動順」「CSMとSecure Boot」「OS修復」とセットで考えるのが正解です。

注意:RAIDや特殊構成は慎重に

RAID構成やBitLockerなど、構成によっては設定変更がトリガーになって面倒が増えることがあります。

自信がない場合は、むやみに触らずメーカーサポートや専門家に相談するのが安全です。

正確な情報は公式サイトをご確認ください。

初期化後に必ずやるべきこと

初期化したら、次は「起動順」を必ず確認します。

ここがズレてると、何度初期化しても戻ってきます。

初期化でUSB起動やネットワーク起動が上に来ることもあるので、初期化した直後こそBootの確認が重要です。

項目名が違ってもOK

BIOSの画面は機種で違いますが、やっていることは「設定を工場状態に戻す」です。

Load Setup Defaults / Load Optimized Defaults / Restore Defaults など、似た名前を探せば大丈夫です。


Windows Boot Manager設定

BIOSループの最頻出チェックがこれです。

Windows 10/11をUEFIで使っているなら、起動順位の1番目はWindows Boot Managerになっている必要があります。

SSDの型番が1番目になっている機種もありますが、UEFI環境ではWindows Boot Managerが正解なことが多いです。

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ここは「知ってるかどうか」で差が出ます。

というのも、昔の感覚だと「起動ディスク=SSDの型番」なんですが、UEFI環境だと「起動エントリ=Windows Boot Manager」になりやすいからです。

だから、Boot OptionにSSD名が出てるのに起動しない場合でも、Windows Boot Managerを優先にしたらスッと直ることがあるんですよ。

あなたの状況がまさにそれかもです。

確認ポイント

  • Boot Option #1 がWindows Boot Managerになっているか
  • USB、CD/DVD、Network(PXE)が1番目になっていないか
  • そもそもSSD/HDDがBIOS上で認識されているか
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Windows Boot Managerが「存在しない」場合

ここが分岐点です。

Windows Boot Managerが出ない理由は大きく2つあります。

  • SSD/HDDがBIOSで認識されていない(物理・接触・故障寄り)
  • 認識はあるが起動エントリが作れない(CSM/Secure Boot不整合、ブート領域破損)

まずはBIOSのMain/Informationでストレージが見えるか確認してください。

見えていないなら、放電の再実施、SATA/NVMeの差し直し、別ポートへの接続など「物理寄り」の対処が必要になります。

見えているなら、次に「CSMとSecure Boot」や「OS修復」に進むのが筋です。

Windows Boot Managerが出ないとき

SSD/HDDが認識されていないか、Secure BootとCSMの設定がOSの入れ方とズレている可能性が高いです。

次のセクションでここを詰めます。

最短で直したい人向けの小ワザ

BIOSに「Boot Override(この1回だけ起動先を選ぶ)」や「Boot Menu(F12やEsc)」がある機種なら、そこでWindows Boot Managerを選べるか確認するのも手です。

選べて起動できるなら、Boot Option #1がズレているだけ、ということになります。


マウスコンピューターのBIOSループ復旧

ここからは「設定の噛み合わせ」「OS側の修復」「それでもダメなときの判断」をまとめます。

順番通りにやれば、余計な初期化や分解を避けやすいですよ。

逆に、ここを飛ばして力技(分解や再インストール)に行くと、データを失う可能性が上がるので注意です。

  • CSMとSecure Boot不整合
  • Reboot and Select表示の意味
  • 黒画面カーソルとセーフモード
  • bootrec修復とスタートアップ修復
  • マウスコンピューターのBIOSループ最終判断


CSMとSecure Boot不整合

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最近いちばんハマりやすいのが、CSMとSecure Bootの不整合です。

特にWindows 11絡み(要件チェック、アップグレード、BIOS初期化後)で設定が変わって起動しない、はよくあります。

ここがややこしいのは、Windowsのインストール方式(UEFI/レガシー)とディスク形式(GPT/MBR)とBIOS設定(CSM/Secure Boot)が、セットで噛み合っている必要があるからです。

どれか1つだけ変えると、急に起動しなくなることがあります。

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あなたが「昨日Secure Bootを触った」「BIOS初期化した」「Win11にしようとした」なら、まさにここが怪しいです。

ざっくり整理(迷子防止)

  • UEFIで入れたWindows:基本はCSM無効、Secure Boot有効が軸
  • レガシーで入れたWindows:CSM有効が必要になりやすく、Secure Bootは無効寄り

よくある詰まり方と、私がやる戻し方

ケース別に、私ならこう動きます。

ケースA:Secure Bootを有効にしたら起動しない

  • いったんSecure Bootを無効に戻す
  • 必要ならCSMを有効にして起動を優先する
  • Windowsが起動できたら、ディスク形式や要件を整える(ここは慌てない)

ケースB:BIOS初期化後に起動しない(古めの構成)

  • CSM(Launch CSM / CSM Support)を探して有効化
  • Secure Bootが邪魔している場合は無効化
  • Boot OptionでWindows Boot Managerや正しい起動先に合わせる

「Secure Bootの項目が触れない」「CSMが出てこない」みたいなときは、BIOSによって“前提条件”があることが多いです。

例えばSecure Bootを無効にしないとCSMの項目が出ない、みたいなやつですね。

ここは機種差が大きいので、無理に深追いしすぎないのが安全です。

ここは無理しないでOK

機種やマザーボードで表記が違い、項目がグレーアウトすることもあります。

分からないまま触ると状態が悪化することがあるので、不安ならメーカーサポートや修理店に相談を。

最終的な判断は専門家にご相談ください。

Fast Bootが邪魔することもある

これは補足ですが、BIOSにFast Bootがある機種だと、起動プロセスが省略されて検証がしづらくなることがあります。

CSMやSecure Bootの調整中はFast Bootを無効にして、挙動が安定するかを見るのも一手です(ただし触る項目は最小限で)。

結局のところ、このセクションのゴールは「今入っているWindowsが起動できる設定」に戻すことです。

Win11要件を満たすのは、そのあとでOK。

まず起動させましょう。


Reboot and Select表示の意味

Reboot and Select proper Boot device が出るときは、BIOSが「起動できるデバイスが見つからない」と判断している状態です。

つまり、起動順の問題か、起動先(SSD/HDD)の認識・ブート領域の問題のどれかです。

ここで大事なのは、メッセージの“日本語訳”を理解することじゃなくて、BIOSが何を言っているかを行動に落とすことです。

私はこの表示が出たら、ほぼ反射で「外部要因排除→Boot順→認識→OS修復」の順で進めます。

焦って再起動を連打しても、状況は変わりません。

この表示が出たら私が見る順番

  1. 周辺機器を全部外す
  2. BIOSでWindows Boot Managerを最優先に
  3. SSD/HDDが認識されているか確認
  4. 認識はあるのに起動しないならOS修復へ

「SSDは見えてるのに」出ることがある理由

SSDがBIOSで見えていても、起動に必要な情報(ブートエントリやBCD)が読めないと、BIOSは“起動できるデバイスがない”扱いをすることがあります。

なので「SSDが見えてる=故障じゃない=OK」とは限りません。

逆に言うと、SSDが見えているなら、まだソフト側の復旧余地があることも多いです。

Network(PXE)が絡むと表示が変わる

ネットワーク起動が先に来ていると、Checking Media Presence → No Media Present → Reboot and Select…みたいな流れになることがあります。

これもBoot Priorityの話なので、Network(PXE)を下げる(または無効化する)と改善するケースがあります。

近い症状としてboot failed系の表示が出ることもあります。

画面別の次の一手をもっと細かく知りたい場合は、別記事でまとめています:マウスコンピューターのboot failedの原因と対処法

データが最優先なら「試行回数」を減らす

ストレージが弱っていると、通電と読み込みを繰り返すほど状態が悪化することがあります。

異音、極端な遅延、認識が出たり消えたりする挙動があるなら、修復を続けるより先にデータ保全の相談を検討してください。


黒画面カーソルとセーフモード

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BIOS画面ではなく、ロゴの後に黒画面でカーソルだけ動く…という場合は、BIOSループとは少し違って、OSの読み込み途中で止まっている可能性が高いです。

Windows Update後やドライバー更新後に起きやすいですね。

この状態、見た目が地味に怖いんですよね。マウスカーソルは動くから「生きてるのに進まない」感じ。

私の経験だと、これはグラフィックドライバー周り、ログオンシェル周り、更新プログラムの適用失敗、高速スタートアップのキャッシュ破損あたりが絡むことが多いです。

まず試すこと

  • 強制終了→再起動を2〜3回(自動修復に入るか確認)
  • 自動修復(WinRE)に入れたらセーフモードを試す

セーフモードに入れたらやること(私の定番)

セーフモードに入れたら、私はグラフィックドライバー周りとスタートアップ周りを疑います。

ドライバーのロールバックやアンインストール、最近入れた更新の切り戻し、あと高速スタートアップが絡むと変な状態が固定化されることがあるので、起動できたタイミングで無効化を検討します。

黒画面カーソルで効きやすい対処(順番)

  1. セーフモードで起動
  2. ディスプレイドライバーをロールバック(または一旦アンインストール)
  3. 最近の更新をアンインストール(心当たりがある場合)
  4. 高速スタートアップを無効化(起動できたタイミングで)

BIOSループと混同しやすいポイント

黒画面カーソルは、BIOS設定に入れたり入れなかったりするので、混乱しがちです。

でも根本は「OSは読めているが、画面表示やログオンまで行けない」ケースが多いです。

逆にAptio Setup Utilityに毎回戻される場合は、OSに入る前に止まっているので、対処の方向が変わります。

セーフモードに入れないとき

セーフモードまで行けない場合は、ブート領域の修復やシステムの修復が必要になることが多いです。次の手順へ進みましょう。

この症状は「直ったと思ったら再発」もしやすいので、起動できたらすぐにバックアップを取っておくのが安心です。

ここ、地味に大事ですよ。


bootrec修復とスタートアップ修復

BIOS上でSSD/HDDが認識されていて、起動順も正しいのに起動しないなら、OS側(ブート領域やシステムファイル)の修復を試します。

ここは作業としては“ソフト寄り”ですが、失敗すると余計に面倒になることもあるので、手順は丁寧にいきましょう。

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まず前提として、ここで触るのは「Windowsの起動情報(ブート領域)」です。

データの中身(写真や書類)そのものを消す目的ではないですが、状況が悪いと最終的に初期化が必要になるケースもあります。

だから、データが絶対に必要なら、修復を深追いする前に退避の検討もセットで考えてください。

スタートアップ修復(まずは自動)

起動に連続して失敗すると自動修復が出ることがあります。

出ない場合はWindowsインストールUSBなどから回復環境に入り、スタートアップ修復を実行します。

軽めのブート不整合ならこれで直ることがあります。

WinRE(回復環境)について、Microsoftが一次情報として手順をまとめています。

画面の名称や導線はWindowsのバージョンで微妙に変わることがあるので、迷ったらここを参照して進めるのが安全です(出典:Microsoft Learn『WinRE を使用してスタートアップの問題のトラブルシューティング』)。

bootrec(手動でブート領域を再構築)

スタートアップ修復でダメなら、回復環境のコマンドプロンプトからbootrec系を試す流れになります。

環境によってはコマンドの成否やエラーが分かれるので、出たメッセージはメモしておくと相談がスムーズです。

私が案内するときの定番コマンド

コマンド狙いつまずきポイント
bootrec /fixmbrMBRの修復(主にレガシー系)UEFI環境だと効果が限定的なことも
bootrec /fixbootブートセクタ修復アクセス拒否が出るケースあり
bootrec /scanosWindowsインストールの検出0件ならパーティション認識の問題も
bootrec /rebuildbcdBCD再構築一覧追加でY/Nが出ることがある

bootrecで失敗する“ありがちパターン”

例えば「/fixbootでアクセス拒否」みたいなやつ。

ここは環境(UEFI、システム予約領域、権限、パーティション構成)で原因が分かれます。

だから、無理にあれこれ追加のコマンドを試すより、いったん状況を整理して、必要なら専門家に相談したほうが結果的に早いことも多いです。

私が読者にいつも言うのは、「成功するまでコマンドを打ち続けない」こと。

状態が悪いと、何度も書き込みを繰り返すほうがリスクになります。

特にストレージが弱っているときは、ここで踏み抜くと辛いです。

データ優先なら慎重に

修復操作は基本的にデータを消す目的ではありませんが、状況次第で最終的に初期化が必要になることもあります。

大事なデータがあるなら、焦って繰り返し操作する前に、データ退避や専門家への相談も検討してください。

正確な情報は公式サイトをご確認ください。

復旧できたら、必ずやってほしいこと

起動できたら、その瞬間にバックアップを取ってください。

これは脅しじゃなくて、現場あるあるです。「直ったと思ったら数日後に再発」は普通にあります。

起動できたら勝ちなので、勝った瞬間にデータを守りましょう。


マウスコンピューターのBIOSループ最終判断

ここまでやってもダメなら、いったん“どこで詰まっているか”を整理して、最終判断に入ります。

私の中では、次の分岐が判断の軸です。

あなたがいま欲しいのは「結局、修理なの?自力なの?データは助かる?」ってところだと思います。

ここ、いちばん気になりますよね。

なので、私が普段やっている“現実的な判断”をそのまま書きます。

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判断の目安(ざっくり)

  • BIOSでSSD/HDDが見えていない:接触不良か物理故障の可能性が高い
  • SSD/HDDは見えるがWindows Boot Managerが出ない:設定不整合かブート領域破損の可能性
  • 修復をしても改善しない:OS破損、ストレージ不良、マザーボード側の不具合も視野

「SSDが見えない」なら、これ以上は慎重に

SSD/HDDがBIOSに出ない場合、私はまず放電をもう一回(手順を丁寧に)やって、それでもダメなら“物理寄り”を疑います。

デスクトップならSATAケーブルの差し直し、M.2なら挿し直しで改善することもあります。

ただし、保証や作業難易度が絡むので、保証期間内ならメーカーに任せたほうが安全です。

「認識はあるのに起動しない」なら、相談の準備をする

OS修復までやって改善しない場合は、状況が複合化している可能性があります。

ここまで来たら、サポートや修理店に相談する際に「情報を渡せる」状態にしておくと話が早いです。

私なら次をメモします。

問い合わせ前にメモしておくと強い情報

  • 表示されたエラーメッセージ(Reboot and Select / boot failed / Checking Media Presence など)
  • BIOSでSSD/HDDが認識されているか(型番が出るか)
  • Boot Option #1の設定(Windows Boot Managerがあるか)
  • Secure BootとCSMの状態(ON/OFF、項目が出るか)
  • 試した手順(周辺機器外し、放電、初期化、修復)

修理に出す前に知っておいてほしいこと

メーカー修理は初期化されることが多い

メーカー修理では、作業工程の都合や個人情報保護の観点から、ストレージが初期化されるケースがあります。

データが重要なら、修理依頼の前にデータ退避やデータ復旧の相談を強くおすすめします。

費用面は故障箇所で大きく変わります。

SSD交換なら比較的軽めで済むこともありますが、マザーボード絡みだと高くなりがちです(あくまで一般的な目安です)。

保証期間内なら無理せずメーカーサポートが一番安全ですし、保証外でも「データ優先」なのか「早く復旧優先」なのかで最適解が変わります。

「自力で分解するか?」の判断ライン

私は基本、保証期間内なら分解はおすすめしません。

理由はシンプルで、直すための最短ルートが“メーカー対応”になりやすいからです。

逆に、保証切れで「今すぐ必要」「データは別にある」「作業に慣れている」なら、ストレージやメモリの抜き差し(リシート)で改善することもあります。

ただし、静電気や破損リスクがあるので、無理は禁物です。

BIOS更新直後に起動しなくなった、など心当たりがある場合は、状況によって対応が変わるので、別記事も参考になるかもです:マウスコンピューターのBIOSアップデート方法

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最後に。この記事はできるだけ安全側の順番でまとめていますが、機種差や構成差は必ずあります。

正確な情報は公式サイトをご確認ください。

そして、少しでも不安がある作業(分解、CMOSクリア、修復コマンドの深追いなど)は、最終的な判断は専門家にご相談ください。

あなたのデータとPCを守るのが最優先です。

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