こんにちは! パソマス Lab運営者のYoshiです。
MiniTool Partition Wizard 無料版が使えないというキーワードでこの記事にたどり着いたということは、もしかして「期待していた機能が動かない!」と困っていたり、インストールや安全性について不安を感じていたりしませんか?
MiniTool Partition Wizardは、パーティションソフトウェアとして非常に有名ですが、無料版でOS移行ができない、クローンがグレーアウトするといった声も確かによく聞きます。
また、実行後にWindowsが起動しないトラブルや、そもそもインストールできない、なんていう深刻なケースに直面して、「本当に安全性が高いの?」と疑問に思っている方もいるかもしれませんね。
この記事では、なぜ「使えない」と感じてしまうのか、その理由と具体的な解決策を、私の知っている範囲で分かりやすく解説していきます。
MiniTool Partition Wizardの無料版と有料版の違いをしっかり理解すれば、きっとあなたのPC管理に役立つはずですよ。
MiniTool Partition Wizardの無料版が使えない、は誤解?
- 無料版でできることの全リスト
- 安全性に関する疑問に回答
- インストール失敗時の確認点
- フォーマットがグレーアウトする理由
- GPTディスクに変換できない原因
無料版でできることの全リスト

MiniTool Partition Wizardの無料版って、実はWindows標準の「ディスクの管理」ツールより、はるかに多機能なんです。
私もデータドライブ(Dドライブとか)の管理には、かなり重宝しています。
具体的に無料版でできる主な機能は、こんな感じです。
無料版の主要機能
- パーティションの作成、削除、フォーマット: 新しいHDDやSSDを使い始めるときの初期化ですね。
- パーティションの移動/サイズ変更: Cドライブの容量が足りなくなってきた時、隣に未割り当て領域があれば拡張できます。
- パーティションの結合/分割: 2つのドライブを1つにまとめたり、逆に1つを2つに分けたり。
- ファイルシステムチェック: ディスクのエラーを検出して修復してくれます。
- FATからNTFSへの変換: データを消さずにファイルシステムを変更できます。
- ディスクベンチマーク: SSDやHDDの読み書き速度を測定できます。
- スペースアナライザー: どのフォルダが容量を食っているか視覚的に分かります。
これだけの機能が無料で使えるので、基本的なディスクメンテナンスには十分「使える」ソフトウェアだと私は思いますよ。
安全性に関する疑問に回答

「無料ソフトって、何か裏があるんじゃないか?」「安全性は大丈夫?」と心配になる気持ち、すごく分かります。
MiniTool Partition Wizardは世界中で使われている有名なソフトですが、インストール時には注意が必要です。
インストール時の注意点
インストール中、MiniToolとは関係のない別のソフトウェア(バンドルウェア)の同時インストールを推奨されることがあります。
不要な場合は、必ずチェックを外すか、「カスタムインストール」を選んで内容をしっかり確認してください。
また、ごく稀なケースとして、特定の環境下で「インストール時にシステムファイルが破損した」といった深刻な報告も海外のレビューサイト(Trustpilotなど)で見られます。
パーティション操作はPCの根幹に関わる作業なので、万が一に備えて、操作前には必ず重要なデータのバックアップを取ることを強く推奨します。
とはいえ、これらは多くの無料ソフトに共通する注意点でもあります。
私自身は、慎重に使っている限り、これまで大きなトラブルに遭遇したことはありません。
インストール失敗時の確認点

「そもそもインストールできない!」というケースですね。
これは文字通り「使えない」状態です。
いくつか原因が考えられますが、よくあるのは「セットアップファイルが破損している」というエラーや、特定のPC環境(例えばIntelのRSTドライバーを使っている環境)で失敗するケースです。
もしインストールに失敗したら、以下を試してみてください。
インストール失敗時の対処法
- ダウンロードのやり直し: まず、ダウンロードしたインストーラーファイルが壊れている可能性を疑います。公式サイトからもう一度ダウンロードし直してみましょう。
- セキュリティソフトの一時停止: まれに、セキュリティソフトがインストールを妨害していることがあります。一時的に(自己責任にはなりますが)無効にして試してみるのも一つです。
- 公式サポートの確認: MiniToolの公式サイトには、トラブルシューティングの情報(FAQ)があるはずです。特定のドライバー環境下での問題など、特殊な解決策(専用のISOファイル)が提供されている場合もあります。
正確な情報は、MiniTool Partition Wizardの公式サイトで確認するようにしてくださいね。
フォーマットがグレーアウトする理由

「ドライブをフォーマット(初期化)しようとしたら、ボタンが灰色で押せない(グレーアウト)…」これも「使えない」と感じる瞬間ですね。
これはバグではなく、ほとんどの場合、ちゃんとした理由があります。
- 理由1: ドライブが書き込み禁止になっている
USBメモリなどによくある物理的なロックスイッチや、Windowsの設定で「読み取り専用(Read-Only)」になっている可能性があります。 - 理由2: ドライブが初期化されていない
新品のSSDやHDDを接続したばかりだと、Windowsがまだドライブを認識できていない(初期化されていない)状態かもしれません。この場合は、まず「ディスクの初期化」が必要です。 - 理由3: ディスクに問題がある
不良セクタがあるなど、ドライブ自体に物理的または論理的な問題がある場合も、操作が制限されることがあります。
まずは、Windows標準の「ディスクの管理」で、そのドライブがどんな状態として認識されているかを確認してみるのが早いかなと思います。
GPTディスクに変換できない原因

「MBRからGPTに変換」の項目がグレーアウトしている、というのもよくある話です。
これもWindowsの仕様(というか制限)が関係していることが多いですね。
無料版のMiniTool Partition WizardやWindows標準ツールでは、「ディスクにパーティションやボリュームが存在する(=空ではない)」場合、MBRからGPTへの変換がグレーアウトします。
データを保持したまま(パーティションを削除せずに)変換するのは、実はかなり高度な作業なんです。
そのため、MiniTool Partition Wizardでは、この「データを失わずに変換する機能」を有料のPro版の機能として提供しています。
無料版でグレーアウトするのは、「空のディスクじゃないと変換できませんよ」という仕様、あるいは「安全に変換したいならPro版を使ってくださいね」というアップセル(上位版への誘導)のサインというわけですね。
MiniTool Partition Wizardの無料版が使えないと感じる機能
- OS移行ができない理由
- クローンがグレーアウトする原因
- 実行後に起動しない時の対処法
- セーフモードで起動しない問題
- MiniTool Partition Wizardの無料版が使えない、の結論
OS移行ができない理由

HDDからSSDへPC環境を丸ごと引っ越したい時、「OS移行」機能は本当に便利ですよね。
ですが、残念ながら… MiniTool Partition Wizard の無料版では、OS移行(システムクローン)機能は実行できません。
これが「使えない」と言われる最大の理由でしょう。
MiniToolの戦略として、基本的なパーティション管理(サイズ変更やフォーマットなど)を無料で提供し、ユーザーが最も価値を感じる「OS移行」や「データ復旧」といった高付加価値な機能を、有料のPro版へのアップグレード用フックとして設定しています。
ソフトのメニューに「OSをSSD/HDDに移行」というボタンが見えても、それをクリックするとPro版の購入を促すポップアップが出るはずです。
これは「壊れている」のではなく、「意図的にロックされている」状態なんです。
クローンがグレーアウトする原因

「OS移行がダメなら、ディスクごと『クローン』すればいいのでは?」と考えると思います。
実際、無料版にも「コピー」や「クローン」といったメニューは存在します。
しかし、ここにも罠があります。
- データディスク(非システム)のクローン: これは無料版でも可能です。例えば、Dドライブ(データ用)を新しいDドライブに丸ごとコピーすることはできます。
- システムディスク(OS入り)のクローン: これがPro版限定です。Cドライブを含むディスク全体をクローンしようとすると、OS移行と同様にPro版へのアップグレードを求められます。
つまり、OSの引っ越し(HDD→SSD換装)目的でクローン機能を使おうとすると、無料版では「使えない」という結論になります。
これが、クローンがグレーアウトしたり、実行できなかったりする主な原因ですね。
実行後に起動しない時の対処法

これはMiniToolの操作に限った話ではないですが、クローンやパーティション変更を行った後に「Windowsが起動しなくなった」「PCがフリーズする」というトラブルは、最も焦る瞬間です。
これが起きると「MiniToolのせいで壊れた!使えない!」と思いがちですが、多くの場合、PC側の設定変更で解決できます。
クローン後に起動しない場合の対処法
1. BIOS/UEFIのブート順の変更
これが原因の9割かもしれません。PCはまだ、古いHDDから起動しようとしている可能性があります。PC起動時に特定のキー(F2やDelキーなど、メーカーによります)を押してBIOS設定画面に入り、「ブート順序(Boot Order)」を、クローン先の新しいSSDが1番目になるよう変更してください。
2. BCD(ブート構成データ)の修復
クローンは成功したけど、Windowsの起動情報(BCD)が破損しているケースです。これは少し難易度が上がります。
- Windowsのインストールメディア(USBやDVD)からPCを起動します。
- 「コンピューターを修復する」→「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「コマンドプロンプト」を選びます。
- 黒い画面で、以下のコマンドを1行ずつ実行します。
bootrec /fixmbrbootrec /fixboot(※アクセスが拒否されました、と出ても次へ進んでください)bootrec /rebuildbcd
【免責事項】
これらの操作は、PCの起動設定に深く関わります。
操作を誤ると、状態がさらに悪化する可能性もゼロではありません。
あくまで自己責任での実行をお願いするとともに、自信がない場合はPCの専門家やメーカーのサポートに相談してください。
セーフモードで起動しない問題

「MiniToolの操作後、セーフモードでも起動しなくなった」という場合、問題はMiniToolの操作そのものよりも、Windowsのシステム構成(msconfigなど)の設定ミスや、他のドライバー問題と複合している可能性が高いかなと思います。
セーフモードで起動しないとなると、解決の難易度はかなり上がります…。
前述のBCD修復を試すか、あるいはWindowsの「スタートアップ修復」や「システムの復元」を試してみるのが現実的な対処法になるかと思います。
MiniTool Partition Wizardの無料版が使えない、の結論
さて、色々と見てきましたが、MiniTool Partition Wizardの無料版が使えない問題についての私の結論です。
Yoshiの結論
OS移行やシステムクローンを目的とする場合、MiniTool Partition Wizard 無料版は「使えない」(機能が提供されていない)のは事実です。
しかし、パーティションのサイズ変更、フォーマット、ベンチマークといった基本的なディスク管理ツールとしては、無料版でも「非常に使える」高機能なソフトウェアです。
「使えない」と検索している方の多くは、PCのアップグレード(OS移行)が目的だったはずです。
その機能がPro版限定だと知ってガッカリしたのは分かりますが、だからといってMiniTool Partition Wizardというソフト自体がダメ、ということではないんですね。
まずは無料版をインストールしてみて、その使いやすい操作画面(GUI)や、スペースアナライザーのような便利な機能を試してみてはいかがでしょうか。
基本的なパーティション操作は無料版で十分カバーできます。
そして、もし「やっぱりOS移行がしたい!」となった時に、その使いやすさに対価を払う価値がある(Pro版にアップグレードする)かどうかを判断するのが、賢い選択かなと私は思いますよ。
以上、MiniTool Partition Wizard 無料版に関するアレコレでした。
あなたのPCライフに役立てば嬉しいです。
おすすめのパーティションマネージャーです。

