パソコン選びでよく目にするAcer(エイサー)。
「聞いたことはあるけど、Acerはどこの国のメーカーなんだろう?」、「実際のところ評判はどうなの?」と、購入を前にして疑問に思っている方も少なくないはずです。
特にノートパソコンの評判を調べていると、その圧倒的なコスパの高さに惹かれる一方で、過去の品質問題や危険性に関する情報が目に留まり、不安になることもあるでしょう。
また、パソコンに詳しい友人からはライバルであるASUS(エイスース)の名前も挙がり、「ASUSはどこの国の企業で、結局ASUSとAcerはどっちがいいの?」と迷ってしまうかもしれません。
この記事では、Acerの強みは何か、世界シェアでAcerは何位か?といった基本的な情報から、気になる日本でのAcerの評判、そして購入前に知っておくべき注意点まで、あなたの疑問に一つひとつ丁寧にお答えしていきます。
Acerはどこの国のメーカー?評判と基本情報
- 台湾発のグローバルPCメーカー
- 世界シェアでAcerは何位か?
- Acerの強みは何?多様な製品展開
- コスパの高さが最大の魅力
- 主力ノートパソコンの評判
台湾発のグローバルPCメーカー

結論から言うと、Acer(エイサー)は台湾に本社を置く企業です。
1976年に、当時まだ黎明期にあった半導体産業に情熱を注いでいたエンジニア、施振栄(スタン・シー)氏とその妻である葉紫華(キャロリン・イー)氏らによって設立されました。
設立当初は「Multitech(マルチテック)」という社名で、マイクロプロセッサの販売や技術コンサルティングを手がける小さな会社からのスタートでした。
現在の本社は、台湾北部の新北市汐止区にあります。
このエリアは台湾の経済・文化の中心地である台北市に隣接し、多くのグローバルなテクノロジー企業が集積する、まさに台湾のハイテク産業を象徴する場所です。
ちなみに、1987年に採用された「Acer」という社名は、ラテン語で「鋭い、切れ味のある、活力のある」といった意味を持ち、テクノロジーの力で市場を切り拓いていくという企業の積極的な姿勢を表しています。
Acerは創業以来、パソコンおよび関連機器の開発・販売を一貫して手がけ、現在では世界160カ国以上で事業を展開する(出典:Acer Group公式サイト)、世界有数のグローバル企業へと成長しました。
その成長の歴史において特筆すべきは、初期に他社ブランドの製品を設計・製造するOEM(Original Equipment Manufacturer)事業で大きな成功を収めたことです。
ここで培われた高度な技術力と大量生産を可能にするノウハウが、後に自社ブランド「Acer」を世界的なブランドへと押し上げる強力なエンジンとなりました。
豆知識:台湾IT業界の巨人たちとの関係
実は、現在ディスプレイやプロジェクターで世界的に有名なBenQや、液晶パネルの世界最大手メーカーの一つであるAUOは、もともとAcerのグループ会社でした。
事業の専門性を高めるために分社化されましたが、これらの企業のルーツがAcerにあることを知ると、台湾のIT業界全体におけるAcerの影響力の大きさがうかがえます。
世界シェアでAcerは何位か?

AcerのPC世界シェアは、調査機関や集計時期によって多少の変動はありますが、長年にわたりおおむねトップ5から6位前後に位置しています。
かつて2009年の第3四半期には、当時業界の巨人であったDELLの出荷台数を抜き、HPに次ぐ世界第2位のPCメーカーの座を獲得するなど、市場で非常に大きな存在感を示した歴史もあります。
米国の調査会社であるIDCが発表した2024年第1四半期の世界PC出荷台数調査(出典:IDC Worldwide Quarterly Personal Computing Device Tracker)によると、市場はLenovo、HP、Dellがトップ3を形成し、Apple、そしてAcer Group、ASUSがそれに続く形で激しく競い合っています。
この調査ではAcer Groupは5位にランクインしており、世界のトッププレイヤーの一角であり続けていることが分かります。
市場での立ち位置と戦略
Acerは、特にコストパフォーマンスを重視する層に向けたノートパソコンで強みを発揮しています。
北米やヨーロッパ、そしてアジア太平洋地域の新興国市場において高い人気を誇り、安定した出荷台数を維持しています。
高価格帯のプレミアムモデルだけでなく、教育市場向けのChromebookやエントリークラスのWindowsノートパソコンを大量に供給することで、世界的なブランドとしての確固たる地位を築いているのです。
Acerの強みは何?多様な製品展開

Acerがグローバル市場で長年戦い続けてこられた強みは、大きく分けて「徹底したコスト管理による圧倒的なコストパフォーマンス」と「あらゆるユーザー層をカバーする幅広い製品ラインナップ」の2点に集約されます。
まず、高いコストパフォーマンスを実現できる背景には、企業の成り立ちとも関わる巧みな経営戦略があります。
長年のOEM事業で培った生産管理能力に加え、「ファブレス」と呼ばれる経営形態を採用している点が特徴です。
これは自社で大規模な製造工場を持たず、台湾のQuanta ComputerやCompal Electronicsといった外部の専門企業(ODM)に生産を委託する方式を指します。
これにより、莫大な設備投資や工場の維持管理費を抑え、製品開発とマーケティングに経営資源を集中させることができます。
さらに、2007年に米国のゲートウェイ(Gateway)社を買収するなど、積極的なM&Aによって事業規模を拡大。
部品の大量一括購入などによる「スケールメリット」を最大限に活かし、さらなるコストダウンを実現しています。
この強力なコスト競争力を武器に、Acerは非常に多彩な製品群を展開しています。
シリーズ名 | 主な特徴とターゲットユーザー |
---|---|
Aspire(アスパイア) | コストパフォーマンスを最優先した一般・家庭向けノートPCの主力シリーズ。Web閲覧や書類作成など、日常的な用途に最適。 |
Swift(スウィフト) | 薄型・軽量で携帯性に優れたモバイルノートPC。外出先でPCを使う学生やビジネスパーソンに人気。 |
Predator(プレデター) | 最新のCPUと高性能なグラフィックスを搭載した、本格的なeスポーツ選手やコアゲーマー向けのハイエンド・ゲーミングブランド。 |
Nitro(ナイトロ) | ゲーミング入門者やカジュアルにゲームを楽しみたい層に向けた、コストパフォーマンス重視のゲーミングPCブランド。 |
ConceptD(コンセプトディー) | 正確な色再現性を持つディスプレイを搭載し、動画編集やデザインなどを行うプロのクリエイター向けに設計された高性能PC。 |
Chromebook | GoogleのChromeOSを搭載した、起動が速くセキュリティにも優れたノートPC。教育現場(GIGAスクール構想など)や軽作業が中心のユーザーに最適。 |
このように、パソコン初心者向けの安価なモデルから、特定の目的を持つプロ向けのハイエンドモデルまで、あらゆる層のニーズを的確に捉えた製品を用意しているのが、Acerの最大の強みと言えるでしょう。
コスパの高さが最大の魅力

前述の通り、多くのユーザーにとってAcer製品を選ぶ最大の理由は、その他の追随を許さないほどの驚異的なコストパフォーマンスにあります。
同じCPUやメモリ、ストレージ容量といった基本スペックを持つ他社製品と比較した場合、Acerの製品は数万円単位で安く購入できるケースも決して珍しくありません。
例えば、「第12世代 Intel Core i5プロセッサー、メモリ16GB、SSD 512GB」という、数年間は快適に使えるであろう十分なスペックのノートパソコンを探すとします。
国内の有名メーカーや他の海外大手メーカーの製品では12万円から15万円程度の価格帯になることが多いですが、AcerのAspireシリーズであれば、同等スペックのモデルが10万円以下、セール時などには8万円台で見つかることもあります。
「なぜ同じような性能なのに、これほどまでに価格が違うの?」と不思議に思うかもしれません。
この価格差の理由は、Acerのビジネスモデルそのものにあります。
Acerは、大規模なテレビCMなどの広告宣伝費を比較的抑え、製品の設計段階から徹底したコスト管理を行うことで、製品価格への上乗せを最小限にしています。
つまり、ユーザーは、華やかなブランドイメージや必ずしも必要ではない付加機能にお金を払うのではなく、CPUやメモリといったPCの核となる性能そのものに対価を支払うことになるのです。
もちろん、価格が安い分、デザインの高級感や筐体の素材、キーボードの打鍵感といった部分で、高価格帯の製品に及ばない点があるのは事実です。
しかし、「限られた予算の中で、できるだけ長く快適に使える高性能なPCを手に入れたい」という、多くのユーザーが抱える現実的なニーズに対して、Acerは常に最高の答えの一つを提供し続けてくれるメーカーなのです。
主力ノートパソコンの評判

Acerのビジネスの中核を成すノートパソコンの評判は、製品シリーズや価格帯によって様々な声がありますが、総じて「支払った価格以上の性能と満足感が得られる」という点で高く評価されています。
良い評判:性能と快適性への満足度
ユーザーレビューや口コミサイトで最も多く見られるのは、「SSD搭載で起動が一瞬」「複数のアプリを同時に開いても動作がサクサクで快適」といった、性能面での満足度の高さです。
特に、5年以上前のハードディスク(HDD)搭載パソコンからの買い替えを検討しているユーザーにとっては、最新のCPUとSSD(ソリッドステートドライブ)を搭載したモデルが手頃な価格で手に入るため、その劇的なパフォーマンスの向上に驚くことでしょう。
この「価格と性能のギャップ」こそが、Acerが多くのリピーターを獲得している理由です。
気になる評判:質感とトレードオフ
一方で、特に低価格帯のAspireシリーズなどでは、「筐体がプラスチック製で少し安っぽく見える」「キーボードの打鍵感が軽くて好みが分かれる」といった、外観や質感に関する指摘も見受けられます。
また、薄型モデルでありながら高性能なCPUを搭載している製品の場合、高負荷な作業を続けると冷却ファンの音が少し大きくなる、と感じるユーザーもいるようです。
これらは、高いコストパフォーマンスを実現するために、製造コストが比較的高い金属素材の使用を避けたり、より高度な静音設計を見送ったりした結果とも言えます。
高級感や静音性よりも、実用的な性能と価格を最優先するユーザー向けの設計思想が、こうした評価に繋がっているのです。
シリーズごとの評判の傾向まとめ
- Aspireシリーズ:「とにかくコスパが良い」「普段使いには十分すぎる性能」という肯定的な評価が大多数。一方で、質感は価格相応との声も。
- Swiftシリーズ:「薄くて軽くて持ち運びに便利」「バッテリーの持ちが良い」「デザインがスタイリッシュ」と好評。性能と携帯性のバランスが高く評価されています。
- Predator / Nitroシリーズ:「最新のゲームが高画質で快適に動く」「冷却性能が高く、長時間のプレイでも安定している」など、ゲーミング性能に関して非常に高い評価を得ています。
どのシリーズを選ぶにしても、自分自身がパソコンに何を最も求めるのか(価格、性能、携帯性、デザインなど)、そして「どこまでの点を許容できるか」を事前に明確にすることが、数あるAcerのノートパソコンの中から最適な一台を選び出し、後悔しないための最も重要なポイントになります。
Acerの評判を徹底分析!他社比較と製品評価
- 危険性はある?過去の品質問題
- 日本Acerの評判の変遷と現状
- 競合比較の前にASUSはどこの国?
- ASUSとAcerはどっちがいい?
- サポート体制と保証内容
- まとめ:Acerはどこの国のメーカー?その評判は?
危険性はある?過去の品質問題

「Acer」と検索エンジンの窓に入力すると、関連キーワードとして「危険性」や「壊れやすい」といった少しネガティブな言葉が表示されることがあり、購入を前にして不安に思う方もいるかもしれません。
この背景には、2010年前後にAcerの評判が世界的に、そして日本国内でも一時的に低下した時期があったことが関係しています。
当時の評判悪化には、複合的な理由がありました。
- 品質に関する課題:急速な事業拡大と価格競争を最優先する戦略の中で、一部の製品、特に低価格帯のモデルにおいて、ディスプレイを開閉するヒンジ(蝶番)部分の破損や、薄型化と性能の両立が難しかったことによる冷却性能の不足といった耐久性の問題がユーザーから指摘されました。
- 追いつかないサポート体制:製品の販売台数が世界的に急増した一方で、修理や問い合わせに対応するカスタマーサポート体制の拡充が追いつきませんでした。その結果、「修理に何週間もかかる」「サポート担当者の対応が不十分」といった厳しい批判が目立つようになりました。
- 市場環境の激変:当時Acerの成長を牽引していたのは、「ネットブック」と呼ばれる低価格な小型ノートパソコンでした。しかし、AppleのiPadに代表されるタブレット端末の登場によりネットブック市場そのものが急速に縮小。この大きな市場の変化への戦略転換が遅れたことも、一時的な経営不振とブランドイメージの低下に繋がりました。
【重要】現在の品質とサポート体制は?
前述の通り、過去に品質やサポートで大きな課題を抱えていたのは紛れもない事実です。
しかし、最も重要なのはその後の抜本的な改善努力です。
Acerは2010年代後半から、このブランドイメージを払拭するために全社を挙げて改革に取り組み、製品の品質管理基準の見直しと、カスタマーサポート体制の大幅な強化・拡充に注力しました。
特に日本エイサーは「国産PCメーカーと並ぶほどのサポート体制の構築」を明確な目標に掲げ、サポートセンターの対応品質向上に努めてきました。
その結果、ユーザーからの評価は近年大きく回復しています。
したがって、現在のAcer製品を「危険」や「すぐに壊れる」と短絡的に判断するのは、10年以上前の古い情報に基づいた誤解と言えるでしょう。
もちろん、これはAcer製品が絶対に壊れないことを保証するものではありません。
どのメーカーの製品であっても、精密な工業製品である以上、一定の確率で初期不良や経年劣化による故障は発生し得ます。
大切なのは、古い評判だけに惑わされず、最新の製品レビューや現在のサポート体制といった客観的な情報を正しく理解した上で、総合的に判断することです。
日本Acerの評判の変遷と現状

日本エイサー株式会社が設立されたのは1988年と、その歴史は意外にも長いですが、長年にわたり国内の有名PCメーカーの強固なブランド力と販売網の前に苦戦し、一般消費者市場で大きなシェアを獲得するには至っていませんでした。
設立当初は、自社ブランド製品を大々的に販売するよりも、国内メーカー向けのOEM供給(相手先ブランドによる生産)が事業の大きな柱でした。
そんなAcerの知名度が日本の消費者市場で一気に向上する大きな転機となったのが、2008年に発売され、社会現象にまでなったネットブック「Aspire One」の大ヒットです。
当時としては画期的な10インチ前後のコンパクトなサイズと、5万円前後という戦略的な低価格が、セカンドマシンを求める層や手軽にインターネットを始めたい層のニーズを完璧に捉えました。
このヒットにより、Acerは一時期、国内のネットブック市場で50%を超える圧倒的なシェアを獲得し、「安くて使えるPCのAcer」というブランドイメージを確立しました。
この成功を足がかりに、Acerは日本の大手家電量販店にも本格的に販路を拡大し、現在ではノートパソコン本体だけでなく、ゲーミングモニターやプロジェクターなどの周辺機器も高い人気を博しています。
特にモニター分野では、低価格でありながら高リフレッシュレート(画面の滑らかさを示す数値)を実現したモデルがPCゲーマーから絶大な支持を集め、同じ台湾発祥の元子会社であるBenQと常に販売ランキングの上位でしのぎを削っています。
現状の日本国内での評判としては、「コストパフォーマンスを最優先するなら、まずAcerをチェックする」という認識が広く浸透しています。
2010年代初頭の品質問題のイメージが一部のPC愛好家の間で記憶として残っているものの、近年の製品品質の安定化やサポート体制の改善が広く認知されるにつれて、信頼性の高いグローバルブランドとして再評価が進んでいる、というのが現在の立ち位置です。
競合比較の前にASUSはどこの国?

Acerの購入を検討する際に、必ずと言っていいほど比較対象として名前が挙がるのが、ASUS(エイスース)というブランドです。
そして、このASUSもまた、Acerと同じ台湾に本社を置く、世界的なテクノロジー企業です。
ASUSは1989年、Acerでエンジニアとして働いていた4人の技術者によって設立されました。
元々は、パソコンの頭脳であるCPUを搭載する基板「マザーボード」のメーカーとしてスタートしました。
その卓越した技術力と安定性で自作PC市場において世界中のユーザーから絶大な支持を得て、その成功を基盤にノートパソコンやスマートフォン、Wi-Fiルーターといったコンシューマー向け製品でも大きな成功を収めました。
台湾IT産業を牽引するライバル
AcerとASUSは、共に「台湾のシリコンバレー」とも呼ばれるハイテク産業集積地から生まれ、互いに切磋琢磨しながら世界のIT市場を牽引してきました。
両社は設立の経緯や企業文化に違いはあれど、台湾の優れた技術力を世界に示した代表的な企業であり、良きライバルとして知られています。
本社も比較的近い場所にあり、まさに台湾を代表する二大PCメーカーと言える存在です。
このように、どちらも台湾にルーツを持つグローバルなテクノロジー企業ですが、その成り立ちや製品開発における哲学、得意とする分野には少しずつ違いがあります。
この両社の違いを正しく理解することが、自分にとって最適な一台を見つける上で重要なポイントになります。
ASUSとAcerはどっちがいい?

「ASUSとAcer、結局どちらのメーカーを選べばいいの?」という疑問は、パソコン選びにおける永遠のテーマの一つかもしれません。
どちらも台湾を代表する優れたメーカーですが、それぞれに得意なことや特徴があるため、ユーザーの目的や価値観によって最適な選択は異なります。
ここでは、両社の主な違いを分かりやすく比較してみましょう。
比較項目 | Acer | ASUS |
---|---|---|
得意分野 | 圧倒的なコストパフォーマンス 幅広い層に向けた、価格を抑えた実用的な製品が非常に豊富。 | 先進技術とデザイン性 ゲーミングやクリエイター向けなど、高性能・高品質な付加価値の高いモデルに強み。 |
ブランドイメージ | 実用的、高コスパ、堅実 | 革新的、高品質、スタイリッシュ、技術志向 |
代表的な製品 | Aspire (コスパPC), Swift (薄型モバイル), Predator (ゲーミング) | ROG (ハイエンドゲーミング), Zenbook (プレミアム薄型), Vivobook (クリエイティブ・一般向け) |
デザイン | シンプルで機能性を重視した、実用的なデザインが多い傾向。 | 金属素材を多用した高級感のあるデザインや、2画面搭載ノートPCなど、先進的で独創的な製品が多い。 |
価格帯 | 低価格帯~中価格帯が中心で、5万円~10万円前後のモデルが最も充実。 | 中価格帯~高価格帯が中心で、10万円以上のモデルに魅力的な製品が揃う。 |
【結論】あなたへのおすすめはどっち?
これらの違いを踏まえると、どちらを選ぶべきかが見えてきます。
- Acerがおすすめな人:
とにかく予算を最優先したい方。Webサイトの閲覧やレポート作成、動画視聴がメインで、価格と性能のバランスが最も良いPCを探している学生やファミリー層に最適です。 - ASUSがおすすめな人:
最新のテクノロジーやデザイン性の高さに価値を感じる方。PCゲームや動画編集など、より高いパフォーマンスを必要とする作業を快適に行いたい方におすすめです。
非常にシンプルに言うならば、「価格と実用性を突き詰めたAcer」と「品質と先進性を追求するASUS」というキャラクターの違いがあります。
ご自身の使い方や、パソコンに何を一番求めるのかを明確にすることで、最適な一台がきっと見つかるはずです。
サポート体制と保証内容

Acer製品を安心して長期間使用するためには、購入後のサポート体制と保証内容を正しく理解しておくことが非常に重要です。
前述の通り、過去にはサポートの評判が良くない時期もありましたが、近年はユーザーが安心して製品を使えるよう、体制が大幅に強化されています。
現在のAcerの公式サポート窓口は、電話、メール、チャットの3種類が用意されており、ユーザーの状況に応じて最適な方法を選ぶことができます。
購入前の製品選びの相談から、購入後のセットアップ方法、操作に関する技術的な問い合わせ、そして万が一の故障時の修理受付まで、幅広く対応しています。
特に、Acer Japanの公式サイト(出典:Acer Japan サポート)によれば、電話サポートは土日祝日を含む毎日対応(指定休業日を除く)しているため、平日は仕事で忙しい方でも週末にじっくりと相談できるのが心強い点です。
保証内容については、購入する製品のカテゴリによって異なりますが、主な規定は以下のようになっています。
Acerの主な製品保証規定
- PC本体(ノートPC・デスクトップPC):
標準で1年間のセンドバック保証が付帯します。「センドバック保証」とは、故障した際にユーザー自身で製品をAcerの指定する修理センターへ送付し、修理完了後に返送してもらう形式の保証です。送料は保証期間内であればAcerが負担します。 - 液晶モニター:
多くのモデルで3年間の長期保証が提供されており、これは他社と比較しても手厚い内容です。ただし、最も故障しやすい部品である液晶パネルと、画面を照らすバックライト自体の保証期間は1年間と定められている点には注意が必要です。 - GIGAスクールモデルなど法人向け製品:
通常のコンシューマー製品よりも長い、3年や5年といった保証期間が設定されている場合があります。
もし標準の1年保証では不安だという方のために、有償で保証期間を延長できるサービスも用意されています。
かつての評判からサポート面で不安を感じる方もいるかもしれませんが、現在のサポート体制と保証内容はグローバルメーカーとして標準的な、あるいはモニターのように手厚いレベルまで整備されていると言えるでしょう。