パソコンのセキュリティソフトはいらない?Windows標準で十分か解説

PCコラム
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「パソコンのセキュリティソフトはいらない」という話を耳にしたことはありませんか。

特に、Windows10や最新のWindows11では標準のセキュリティ機能が強化されたため、「Windows10のセキュリティソフトはいらないのでは?」とか「個人利用の範囲ならウイルス対策ソフトはいらない」と考える方も増えているようです。

しかしその一方で、パソコンのセキュリティは本当に必要なのか、そして、もしパソコンにウイルス対策ソフトを入れないとどうなるのか、といった根本的な不安を感じることもあるでしょう。

この記事では、無料のパソコンセキュリティソフトで十分なのか、それとも有料のパソコンセキュリティソフトのおすすめ品、特にWindows11におすすめのソフトはあるのかという具体的な疑問から、そもそもパソコンにセキュリティソフトを入れるべきかという大きな問いまで、多角的に掘り下げていきます。

あなたのパソコン利用状況に最適な答えを見つけるための、確かな判断材料を提供します。

記事のポイント
  • セキュリティソフトが不要と言われる具体的な理由
  • OS標準のセキュリティ機能だけで十分なケース
  • 有料ソフトの導入を検討すべき人の特徴
  • リスクを避けるためのセキュリティ対策の基本

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なぜ「パソコンのセキュリティソフトはいらない」と言われる?

  • そもそもパソコンのセキュリティは必要か?
  • Windows10ならセキュリティソフトはいらない?
  • 最新OSのWindows11のセキュリティ機能
  • 個人利用ならウイルス対策ソフトはいらないのか
  • 無料のパソコンセキュリティソフトの注意点

そもそもパソコンのセキュリティは必要か?

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パソコンのセキュリティ対策は、現代のデジタル社会において、もはや「推奨されるもの」ではなく「必須の準備」であると言えます。

インターネットへの常時接続が当たり前となり、私たちの生活や資産がデジタル情報と深く結びついたことで、サイバー攻撃がもたらすリスクが、かつてなく身近で深刻なものになっているからです。

「自分は特に重要な情報を持っていないから大丈夫」と考える方もいるかもしれませんが、攻撃者は必ずしも特定の個人を狙っているわけではありません。

むしろ、セキュリティの甘いパソコンを無差別に探し出し、攻撃の足がかりにしようと常に狙っているのです。

そのため、対策を何も講じない状態は、単に不用心というだけでなく、様々な危険を自ら招き入れている状態に他なりません。

巧妙化し、日常に潜むサイバー攻撃の手口

一言でサイバー攻撃と言っても、その手口は年々巧妙化・多様化しており、私たちの日常のすぐそばに潜んでいます。

例えば、以下のようなものが代表的です。

攻撃の種類主な手口と特徴
ランサムウェアパソコン内の写真や仕事のファイルなどを勝手に暗号化し、元に戻すことと引き換えに高額な身代金を要求します。近年では、身代金を支払ってもデータを返さず、さらに盗んだ情報をインターネット上に公開すると脅す「二重恐喝」という悪質な手口も増えています。
フィッシング詐欺銀行、カード会社、あるいは有名な通販サイトなどを装った本物そっくりの偽メールやSMSを送りつけ、偽サイトへ誘導します。そこでIDやパスワード、クレジットカード情報などを入力させて盗み取る手口です。宅配便の不在通知や公的機関からの給付金案内を装うなど、手口はますます巧妙になっています。
スパイウェアユーザーが気づかないうちにパソコンに侵入し、内部の情報を外部へ送信する悪意のあるプログラムです。キーボードの入力履歴を記録してパスワードを盗む「キーロガー」や、Webカメラを不正に作動させて盗撮するものなど、プライバシーを著しく侵害する危険なものが存在します。

被害は金銭だけではない、失うものの大きさ

サイバー攻撃による被害は、単にお金が盗まれるといった直接的な金銭被害に留まりません。

その影響は、私たちの生活の様々な側面に及びます。

一つは、かけがえのない「データ」の喪失です。

ランサムウェアの被害に遭えば、家族との思い出の写真や、長年かけて作り上げた作品、仕事で使う重要な資料などが一瞬で失われる可能性があります。

また、もう一つ見過ごせないのが、自分自身が「加害者」になってしまうリスクです。

ウイルスに感染したパソコンは、持ち主の知らないところで遠隔操作され、迷惑メールを大量に送信したり、他のコンピュータを攻撃したりするための「踏み台」として悪用されることがあります。

そうなると、友人や取引先からの「信用」を失うだけでなく、場合によっては損害賠償などの法的な責任を問われる可能性すらあるのです。

このように、セキュリティ対策を怠ることは、自身の資産や思い出、そして社会的な信用までも危険に晒す行為なのです。

どのような使い方をするにせよ、何らかの形で情報を保護する仕組みを導入することは、安心してパソコンを使い続けるための、そしてデジタル社会に参加するための責任であると考えられます。

Windows10ならセキュリティソフトはいらない?

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「Windows 10であれば、もはや市販のセキュリティソフトは不要だ」という意見を耳にすることが増えました。

この考え方が広まった直接的な背景には、OSに標準で組み込まれている「Microsoft Defender」が、かつての補助的な役割から脱却し、非常に高性能なセキュリティ機能へと進化したことがあります。

以前のWindowsでは、標準のセキュリティ機能は最低限の保護を提供するに過ぎず、市販の有料ソフトを別途導入することが半ば常識とされていました。

しかし、Microsoft社はWindows 10以降、OSの安全性をプラットフォームとしての核に据え、Defenderの機能強化に莫大なリソースを投入したのです。

その結果、ウイルス検出の精度や、安全なファイルを誤って危険だと判断してしまう「誤検出」の少なさにおいて、飛躍的な性能向上を遂げました。

第三者機関も認める高い防御性能

Microsoft Defenderの性能は、開発元であるMicrosoft社が主張しているだけではありません。

ドイツの「AV-TEST」やオーストリアの「AV-Comparatives」といった、世界的に権威のある独立した第三者評価機関による厳格なテストでも、継続的に最高レベルの評価を獲得しています。

これらの機関は、「防御力(Protection)」「動作の軽さ(Performance)」「使いやすさ(Usability)」といった複数の項目で各社のセキュリティソフトを評価しますが、Microsoft Defenderは多くのテストで満点に近いスコアを記録し、多くの有名な市販ソフトと肩を並べる、あるいは凌駕する結果を示すことも珍しくありません。

この性能向上の鍵を握っているのが、「クラウドベースの保護」という仕組みです。

これは、世界中の何億台ものWindowsパソコンから新たな脅威の情報をリアルタイムで収集・分析し、まだ広く知られていない未知のウイルスが出現しても、迅速に対応パターンを生成して配信する技術です。

このおかげで、日々新しく生まれる脅威に対しても、高い防御力を維持できるようになりました。

標準機能でどこまで守れるのか

では、具体的にMicrosoft Defenderはどのような脅威からパソコンを守ってくれるのでしょうか。

主な機能を見てみましょう。

  • ウイルスと脅威の防止: ファイルのダウンロード時やプログラムの実行時にリアルタイムでスキャンを行い、ウイルス、スパイウェア、ランサムウェアなどの悪意のあるソフトウェア(マルウェア)を検知し、ブロックします。

  • ファイアウォール: インターネットとパソコンの間の通信を監視し、不正なアクセスや攻撃の試みを遮断する「防火壁」の役割を果たします。

  • ランサムウェアの防止: 「コントロールされたフォルダーアクセス」という機能を有効にすることで、指定した重要なフォルダー(ドキュメントやピクチャなど)を、許可されていないアプリが勝手に変更・暗号化しようとするのを防ぎます。

  • ブラウザー保護 (SmartScreen): Microsoft Edgeブラウザー利用時に、フィッシング詐欺サイトや、悪意のあるソフトウェアを配布している危険なサイトにアクセスしようとすると、警告画面を表示して保護します。

市販ソフトと比較した場合の注意点

これだけの機能が標準で備わっているため、基本的な使い方をするユーザーであれば、Microsoft Defenderだけで十分なケースが多いのは事実です。

ただ、市販のセキュリティソフトと比較した場合、いくつかの相違点も存在します。

市販ソフトの多くは、ウイルス対策という中核機能に加え、利用者をより広く、手厚くサポートするための多様な「付加機能」を提供しています。

比較項目Microsoft Defender (標準機能)市販のセキュリティソフト (一般的な例)
迷惑メール対策限定的 (Outlookなどのメールソフト側で対応)より高度なフィルタリング機能を搭載
パスワード管理限定的 (ブラウザー機能として提供)複数のデバイス間で安全にパスワードを同期・生成
VPN機能なし公衆Wi-Fiを安全に利用するための暗号化通信機能
保護者機能OSのファミリー機能として提供より詳細な利用時間制限や閲覧サイトの管理が可能
サポート体制なし (OSのサポートフォーラム等での情報収集)電話、チャット、メールによる専門スタッフの手厚いサポート

以上の点から、Windows 10のセキュリティは「Microsoft Defender」によって非常に高いレベルにあると言えます。

しかし、より多機能な保護や、万が一の際の専門的なサポートを求めるか、あるいはご自身のパソコン利用のリスクが高いと判断する場合には、市販ソフトの導入が有効な選択肢となるでしょう。

最新OSのWindows11のセキュリティ機能

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Windows 11では、Windows 10からさらにセキュリティ機能が進化し、より強固な保護体制が築かれています。

単にウイルス対策ソフトの性能が上がっただけでなく、OSの土台となるハードウェアと連携したセキュリティ対策が標準化されている点が大きな特徴です。

具体的には、「TPM 2.0(トラステッド プラットフォーム モジュール)」というセキュリティチップの搭載が必須となりました。

これは、暗号化キーなどの重要な情報をハードウェアレベルで安全に保管するもので、OSやソフトウェアへの攻撃だけでは突破されにくい仕組みです。

また、PCの起動プロセスを保護する「セキュアブート」や、OSの中核部分を仮想環境で隔離して保護する「VBS(仮想化ベースのセキュリティ)」なども標準で有効化されています。

これらの機能により、Windows 11はOSの起動時から終了時まで、多層的な防御でユーザーを保護します。

前述の通り、Microsoft Defenderの性能も継続的に改善されており、ソフトウェアとハ​​ードウェアの両面から、これまで以上に安全な利用環境が提供されていると言えます。

個人利用ならウイルス対策ソフトはいらないのか

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個人での利用において、ウイルス対策ソフトが不要かどうかは、その人の使い方やIT知識のレベルによって答えが変わります。

例えば、パソコンの用途がインターネットでの調べ物や信頼できるサイトでの動画視聴などに限定されており、怪しいメールの添付ファイルやURLを安易に開かない、OSのアップデートを常に最新の状態に保つ、といった基本的なセキュリティ意識を持っている方であれば、OS標準の機能だけでも大きな問題は起こりにくいかもしれません。

一方で、ネットバンキングやオンラインショッピングを頻繁に利用する、海外のサイトを閲覧する、様々なフリーソフトをダウンロードして試す、といった使い方をする場合はリスクが高まります。

また、セキュリティに関する知識にあまり自信がないという方も、うっかり危険な操作をしてしまう可能性が否定できません。

要するに、個人の利用であっても、一概に「いらない」とは断定できないのです。

自身のパソコン利用におけるリスクを客観的に評価し、少しでも不安を感じるようであれば、標準機能に加えた対策を検討するのが賢明です。

無料のパソコンセキュリティソフトの注意点

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市販の有料ソフトではなく、無料のセキュリティソフトを検討する方もいるでしょう。

コストがかからない点は大きな魅力ですが、利用する際にはいくつかの注意点を理解しておく必要があります。

無料ソフトは、その開発や運営の費用を、広告の表示や、より高機能な有料版へのアップグレードを促すことで賄っているケースがほとんどです。

そのため、有料版と比較していくつかの機能が制限されていることが一般的です。

例えば、迷惑メール対策やフィッシング詐欺に対するより高度な保護機能、パスワード管理機能などが省かれていることがあります。

また、トラブルが発生した際のサポート体制も、有料版ほど手厚くない場合が多いです。

電話やチャットでの問い合わせに対応していなかったり、対応が限定的だったりすることが考えられます。

最も注意したいのは、セキュリティソフトを装った悪質な「偽アプリ」の存在です。

信頼できる開発元であるかをしっかり確認せずにインストールしてしまうと、逆にウイルスに感染したり、個人情報を盗まれたりする危険性すらあります。

手軽さの裏側にあるこれらの点を踏まえた上で、利用を判断することが求められます。

「パソコンのセキュリティソフトはいらない」と断言できない理由

  • パソコンにウイルス対策ソフトを入れないとどうなる?
  • パソコンにセキュリティソフトを入れるべきかの判断基準
  • おすすめのパソコンセキュリティソフトの選び方
  • おすすめのwindows11セキュリティソフトは?
  • 「パソコンのセキュリティソフトはいらない」かは使い方次第まとめ

パソコンにウイルス対策ソフトを入れないとどうなる?

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もし、OS標準の機能さえ無効にするなど、パソコンに全くウイルス対策を施さない場合、非常に深刻な事態を招く可能性があります。

無防備なパソコンは、インターネットに接続しただけで、攻撃者にとって格好の標的となり得ます。

具体的には、以下のような被害が考えられます。

個人情報や金銭の窃取

IDやパスワード、クレジットカード番号といった個人情報が盗まれ、ネットショッピングなどで不正利用される恐れがあります。

また、ネットバンキングのアカウントが乗っ取られ、預金が不正に送金される被害も後を絶ちません。

データの破壊と人質化

パソコン内の大切な写真や仕事のファイルが、ウイルスによって破壊されたり、ランサムウェアによって暗号化され、元に戻すために身代金を要求されたりするケースがあります。

パソコンの乗っ取りと加害行為

自分では気づかないうちにパソコンが乗っ取られ、他者へのサイバー攻撃の踏み台として悪用されたり、友人や取引先にウイルス付きのメールを勝手に送信されたりして、自分が被害者であると同時に加害者になってしまうこともあり得るのです。

このように、対策を怠ることは、自身の資産や思い出を危険に晒すだけでなく、社会的な信用を失うことにも繋がりかねません。

パソコンにセキュリティソフトを入れるべきかの判断基準

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OS標準の機能で十分か、それとも市販のセキュリティソフトを導入すべきか。

その判断は、ご自身のパソコン利用状況と、どれだけのリスクを許容できるかによって決まります。

以下の基準を参考に、ご自身の状況を振り返ってみてください。

パソコンの利用目的

仕事で顧客情報や会社の機密情報といった重要なデータを扱っていますか。

あるいは、ネットバンキングや株式取引など、直接的な金銭のやり取りを頻繁に行いますか。

もし答えが「はい」であれば、より高度な保護機能を持つ市販ソフトの導入を強く推奨します。

プライベートでの利用が中心でも、オンラインショッピングを多用する場合は同様です。

ITに関する知識レベル

不審なメールやWebサイトを、経験からある程度見分けることができますか。

ソフトウェアのインストールや設定の変更に抵抗はありませんか。

セキュリティに関するニュースに普段から目を通していますか。

これらの質問に自信を持って「はい」と答えられない場合は、多層的な防御や手厚いサポートを提供してくれる市販ソフトが心強い味方になります。

パソコン内に保存されているデータ

パソコンの中には、万が一にも失いたくないデータはありますか。

例えば、家族との思い出の写真や動画、長年かけて作成した作品や研究データなどです。

これらのデータがランサムウェアなどの被害に遭うリスクを考えると、バックアップと併せて、より強力なセキュリティ対策を講じておく価値は十分にあると言えます。

これらの点を総合的に考慮し、少しでも不安要素があれば、標準機能にプラスアルファの対策を検討するのが賢明な判断です。

おすすめのパソコンセキュリティソフトの選び方

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市販のセキュリティソフトを導入すると決めた場合、数ある製品の中からどれを選べばよいか迷うかもしれません。

ソフトを選ぶ際は、主に4つのポイントに注目して比較検討することが大切です。

ウイルス検出性能

ソフトの最も基本的な性能は、ウイルスやマルウェアをどれだけ正確に検知し、防げるかという点です。

これを知るためには、「AV-TEST」や「AV-Comparatives」といった、国際的に認められた第三者評価機関が公表しているテスト結果が非常に参考になります。

これらの機関は定期的に各社製品の性能をテストし、スコアを公開しているため、客観的な指標として活用できます。

動作の軽さ(パフォーマンス)

セキュリティソフトは常にバックグラウンドで動作するため、パソコンのパフォーマンスに影響を与えることがあります。

性能が高くても、スキャン中にパソコンの動作が極端に遅くなってしまっては快適に使えません。

多くの製品には無料の体験版が用意されているので、実際にインストールしてみて、普段の作業に支障がないか、動作の軽さを体感してみることをお勧めします。

付加機能の充実度

最近のセキュリティソフトは、単なるウイルス対策に留まらず、様々な付加機能を提供しています。

例えば、複数のWebサービスのパスワードを安全に一元管理する「パスワード管理機能」、公衆Wi-Fiなどを安全に利用するための「VPN機能」、お子様のインターネット利用を管理する「保護者による使用制限(ペアレンタルコントロール)」などです。

自分の使い方に合った便利な機能が搭載されているかも、選定の重要なポイントになります。

サポート体制

万が一、ウイルス感染が疑われる事態や、ソフトの設定で分からないことがあった場合に、頼りになるのがサポート体制です。

電話やチャット、メールなどで、日本語によるサポートが受けられるか、対応時間はどうなっているかなどを事前に確認しておくと、いざという時に安心です。

これらの要素を総合的に比較し、ご自身の予算や使い方に最も合った製品を選ぶことが、満足度の高い選択に繋がります。

おすすめのWindows11セキュリティソフトは?

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Windows 11のパソコンに市販のセキュリティソフトを導入する場合、OSとの親和性が高く、最新の脅威にしっかりと対応できる、評価の定まった製品を選ぶのがよいでしょう。

Windows 11の新しいセキュリティ構造を活かしつつ、標準機能だけではカバーしきれない領域を補ってくれるソフトが理想的です。

市場には優れた製品がいくつかありますが、代表的な選択肢として以下のものが挙げられます。

ソフト名主な特徴
ノートン 360高いウイルス検出率と豊富な付加機能(VPN、パスワード管理など)を誇る総合力の高い製品です。長年の実績があり、信頼性も高いと言えます。
ウイルスバスタークラウド日本国内でのシェアが高く、サポート体制が充実しているのが特徴です。AI技術を活用した防御機能や、詐欺サイトへの対策に力を入れています。
ESET インターネット セキュリティ動作の軽さに定評があり、パソコンのパフォーマンスへの影響を最小限に抑えたいユーザーに人気です。ウイルス検出性能も高く評価されています。
マカフィー リブセーフ1つの契約で、同居する家族のデバイス(パソコン、スマホ、タブレット)を台数無制限で保護できる点が大きな特徴です。コストパフォーマンスに優れています。

これはあくまで一例であり、各製品にはそれぞれ異なるプランや機能があります。

前項で解説した「おすすめのパソコンセキュリティソフトの選び方」を参考に、ご自身のニーズ(例えば、総合的な保護を求めるのか、軽さを重視するのか、家族全員で使いたいのかなど)を明確にし、これらの選択肢の中から最適なものを見つけることが大切です。

多くの製品で体験版が提供されているため、実際に試してから購入を決定するのが最も確実な方法です。

「パソコンのセキュリティソフトはいらない」かは使い方次第まとめ

  • パソコンのセキュリティ対策は基本的に必須
  • Windows 10や11の標準セキュリティは過去に比べ大幅に性能が向上した
  • Microsoft Defenderは基本的なウイルス対策を十分に提供する
  • 信頼できるサイトのWeb閲覧が中心なら標準機能で対応可能な場合もある
  • ネットバンキングやオンラインショッピングを多用するなら追加対策を推奨
  • 仕事で重要なデータを扱う場合は市販ソフトの導入が安心
  • 対策を怠ると個人情報の漏洩や金銭的被害に遭うリスクがある
  • 気づかぬうちにサイバー攻撃の加害者になってしまう恐れも
  • 無料セキュリティソフトは機能制限や広告表示などの注意点を理解する必要がある
  • セキュリティソフト選びの基準は性能・軽さ・機能・サポート体制の4点
  • AV-TESTなど第三者機関の評価スコアは性能を測る客観的な指標になる
  • 購入前に体験版で自分のパソコンでの動作の軽さを確認することが大切
  • パスワード管理やVPNなど自分に必要な付加機能があるかを確認する
  • Windows 11にはOSとの相性が良く評価の高いソフトを選ぶ
  • 最終的にソフトが必要かは個々の利用状況やリスク許容度によって判断する
  • 少しでもセキュリティに不安を感じる場合は追加の対策を検討するのが賢明
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